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大手マスコミの誤訳で米朝首脳会談の「南北統一を合意」が分かっていない日本

中・韓半島、アメリカの連携
12 /28 2018
繰り返しになりますが、「韓国のレーダー照射と強気の理由」という先日出した過去記事の一部に加筆して再掲載しておきます。

ー ー ー ー ー

今年の6月にアメリカと北朝鮮の首脳会談が終わった時点で、世界情勢は大きく変化しており、私たち日本人が受け入れようと受け入れまいと、それぞれの国の立ち位置は以前とはすでに違うものとなっているのです。この米朝首脳会談で一番重要な合意の一つに

「朝鮮半島に一つの平和体制を構築する」

というものがありました。これは、日本の大手マスコミでは「北朝鮮に平和体制を作る」とか「朝鮮半島に平和体制を作る」という風に誤訳されて(「a」の意味を削除されてしまった)報道されていました。

米朝首脳会談、共同声明(英語と日本語訳の比較)

2 米国と北朝鮮は、朝鮮半島において持続的で安定した平和体制を築くため共に努力する

米朝共同声明

日本経済新聞 記事 2018/6/12
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3168976012062018910M00/


ロイター通信による共同声明(英語版)

共同声明(英語)

https://www.reuters.com/article/us-northkorea-usa-agreement-text/trump-and-kims-joint-statement-idUSKBN1J80IU



ア・ピース・レジーム・イン・コリアン・ペニンシュラ(朝鮮半島における一つの平和体制)とこの会談で合意した内容の一つとして、英語でしっかり明記してありました。「統一」という言葉は使っていませんが、このさりげなく入れられた「ア」という言葉が肝だったのです。「ディス・イズ・ア・ペン」の「ア」です。日本語では、単数形と複数形にあまり注意を払わないので、この部分の意味をキャッチできた人が大手マスコミにはいなかった。つまり、

「一つの」

というのは、現在、朝鮮半島にある韓国と北朝鮮という二つの体制が一つになる、という意味です。米朝首脳会談での大まかな決定事項は、つまり

事実上の南北朝鮮の統一に向けての合意

だったのです。

2016年くらいに国際政治学者の藤井厳喜氏が「朝鮮半島では南北統一によって、韓国という国がなくなる」と予測を述べておられましたが、今年の米朝首脳会談で、それは書面で確認されて、分かりにくい言い方だったかもしれなくても、世界中に公表されたのです。

https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/180920/wor18092020470011-n1.html
「朝鮮半島は統一により韓国が消滅する」国際政治学者・藤井厳喜氏の講演要旨

昨日(2018年12月25日)、アメリカのニュース番組を見ていたところ、驚くべき言葉が聞こえてきました。私の家では、主にフォックスニュースをよく見ているので、おそらくフォックスの番組だったと思うのですが、女性キャスターが今年を振り返り、色々と話していました。そして、「今年、最も活躍した人物」を何人か挙げて論評していたのですが、そこで、

韓国の文大統領が南北統一へ向けてよくやっている

と述べたのです。そうですよ、アメリカのマスコミは、韓半島が南北統一へ向かっていることを知っているのですよ。まあ、英語を話しますから、米朝首脳会談で合意した朝鮮半島に「ア・レジーム(一つの体制)」を作る、という言葉の意味はしっかりと分かったでしょうからね。

私たち日本人は、いつまでも米朝首脳会談前の前提で物事を見て、行動していたのでは、世界から置いていかれるし、日本を取り巻く状況に何が起きているか、隣国がどういうつもりなのかが、さっぱりわからなくなってしまいます。

それが分からないと、「きっとああに違いない」、「いや、こうに違いない」と見当はずれな考えばかりが頭をよぎって、日本に何が起きているのか、韓国はどういうつもりなのか、これから日韓関係はどうすればいいのか、全く分からないのです。しかし、この重要な前提が分かれば、現状がはっきりと見えてくるのです。

「ディス・イズ・ア・ペン」を「これはペンです」と訳していた私たち日本人の英語力をまず、疑わなければなりません。正確には「これは、一本のペンです」となります。ですから、「ア・レジーム」の訳語は、「体制」ではなく、正確には「一つの体制」となります。初歩を侮ってはいけません!!!これで、意味が大きく変わるのです。

それから、韓国のレーダー照射について。「レーダー照射なんてしたら、アメリカは黙ってないぞう!」、「日米同盟があるんだぞう!」と思っていると、それは的外れです。北朝鮮の核をアメリカが気にしていたのは、北朝鮮がアメリカに届くものを開発していたからであって、それをやめさえすれば、アメリカは自国さえ安全なら、あとは

日本が危険に晒された方がビジネスチャンスが増える

ケネディ大使の恋ダンス

のです。「ケネディ前駐日大使の「恋ダンス」の理由は、北朝鮮の核だった。日本人よ、目を覚ませ!」という記事でも書きましたが、恋ダンスまでして日本に媚をうったケネディ元大使は、アメリカで宇宙・航空製造大手で戦闘機を売るボーイング社の取締役に就任しています。つまり、

日本にもっと戦闘機買わせるぞ!

という人事です。

シャナハン

そして、マティス国防長官の退任後、次の人事が決まるまで、副長官が長官に繰り上がるのですが、シャナハンさんという方は30年だかボーイングに勤務した軍需産業畑から来た人物です。日本と隣国が緊張状態になれば、アメリカはどの戦闘機を何台売りつけたら、どれだけ儲かるのか、はっきりと分かってる人ですよ。この記事に、トランプ大統領の言葉として「シャナハンはいい仕事をするだろう」と書いてありますが、当然、「ボーイング(アメリカ)の戦闘機をもっと売れるようにしてくれるだろう」という意味だろうと推測できます。

そもそも、北朝鮮がアメリカのクリントン元大統領と合意して、「北朝鮮核エネルギー包括合意」なるものをして、韓国を通じて日本に金を出させて北朝鮮に核エネルギーを開発させたために、それが核兵器に転用されて北朝鮮が核を持てるようになったわけですから、北朝鮮の核武装は大まかに行ってアメリカのテコ入れがあったと言うことです。日本のカネを利用して!! 核兵器なんて、一年とかでは作れませんから。

北朝鮮でのクリントン発言

グーグルなど、アメリカの大手IT軍需産業も北朝鮮に協力していたし。

北朝鮮にいるエリック・シュミット

北朝鮮にいるグーグルの親会社元会長シュミット氏


日本を取り巻く状況は、以前とは180度変わってしまっているのです。本当に、資源の面からも技術の面からも、憲法の面でも、早く自立しないと…。まず、周りを全部、ピラニア国家に取り囲まれているということを知らなければ!

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